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2010年1月15日 (金)

『 THE DARK KNIGHT 』★★★

前日のバットマン、さらには一昨日のクリストファー・ノーランつながりで「ダークナイト」の感想を。
公開時の評判はかなり良かったと思いますが、いや、本当に面白かったですね。
ジョーカーの強烈な個性は第1作のジャック・ニコルスンを越えているように思いました。
とにかく冒頭6分ほどの銀行強盗シーンが気持ちいいぐらいに鮮やかで、「黄金の七人」のようなスタイリッシュな爽快感さえ感じそうになるほどでした。
その後の悪さの数々も「人の心の弱さにつけ込む」ような底意地の悪さがあって非常に良いです。
単に「悪ふざけ」をしているのとは違う感じでした(第1作はそんな印象)。
バットマンが「先端技術や財力」を武器にしているとしたら、ジョーカーはまさしく「悪知恵」が武器。
そういう対比も面白かったです。
また、残虐な行為を直接見せるシーンはほとんどなく、そういう行為を「想像させる」という作り方にも好感を持ちました(ちょっと北野映画っぽい感じも)。
前作の「ビギンズ」の時の感想は、「真面目にバットマンを作ってしまいました、という感じ」のようなコメントを残したと思います。
今回も真面目ですね。
自分はアメコミベースのこういう世界をシリアスに作るのは難しいと思っていました。
そういう映画はたくさんありますが、まともな映画として仕上がったものはあまり思い浮かびません。
やるとしたらティム・バートンがやった「ダーク・ファンタジー」のような方法が正解だと思っていました。
「ビギンズ」の時も多少のぎこちなさを感じてはいましたが、ダークナイトではそういう違和感を持つこともなく、新しいアクション映画として観ることができたように思います。
残念だったのは、幼なじみ役であるヒロインの女優さんが替わった事(前作の方が可愛いと思う(^_^;))。
物足りなかったのは、ゴッサム・シティがなんとなく健全な街に見えたことです。
もっと「欲望と退廃の街」っぽい雰囲気の方が好みです(^_^;)。

物語の終盤、善と悪についての問答が展開され、タイトルの「ダークナイト」の意味が明らかになった時はちょっと唸りました。
「犬を放つんだ」
カッコいいなあ、バットマン。
監督さん、今年は「Inception」が公開されるのが楽しみですが、その次はバットマンの続きが観たいです。

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