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2010年9月 9日 (木)

『 EVIL UNDER THE SUN 』★★

水曜の夜は「地中海殺人事件」。
これも再見ですが、ほとんど記憶というか、印象にない映画だったりして、あらためて観て見ましたが個人的には★は2つでした(原作は良いのでしょうけど)。
大前提として「前2作の出来が良い」というのがありますが、「なんで面白くないんだろう」という事を考えながらの観賞でした(おいおい(^_^;))。
自分が感じたのは、
・孤島とはいえ、列車や船に比べれば密室感が薄い。
・孤島のホテルで登場人物たちが貸し切り状態のようなので、むしろ閑散とした雰囲気。
・リゾートでくつろいでいるせいか、服装が全体的にラフで高級感がない。
・殺人が昼間に起こるので、どうにも不気味な雰囲気が乏しい。
・殺害方法が絞殺なので出血がなく、遺体のシーンにショッキングさが欠ける。
・音楽は軽快で、それはそれでよいのだけど、重々しくするべき場面も必要だと思う。
・本編中では1人しか死なない(口封じのための連続殺人などがない)。
・トリックがオーソドックスなら、その種明かしもオーソドックス。
・捜査の過程でポワロと犯人側との駆け引きが少ない。
・犯人は結局「チープな詐欺師」という感じで、感情移入度はゼロ。

特に最後の2つは、前2作との決定的な違いだと思います。
捜査の過程でいろんな隠蔽工作をしたり、目撃者や脅迫者を殺害したりして、探偵と犯人が「間接的に戦う」のもミステリーの醍醐味だと思います。
また、犯人像に関しては「人情物」を求めているわけではありませんが(笑)、ポワロと対決するには「それなりの犯人」が求められると思うわけで、それだけでも「つまらない事件だった」とポワロには言わせたいですね。

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