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2011年2月28日 (月)

『 MAN ON WIRE 』★★★

マン・オン・ワイヤー」を観ました。
今はなき”あのワールドトレードセンター”2棟間で綱渡りを行ったパフォーマーのドキュメント映画です。
肝心の綱渡りのシーンは当時の映像が限られているので物足りなさも感じましたが、なんだか不思議な映画でした。
有名になりたいとか、目立ちたい、というような次元とはもっと別のレベルに在るように感じました。
無謀ではなく、無邪気。
こういうパフォーマンスはシュールな現代芸術として位置づけられることもありますが、もっと「詩的」な感じですね。
自分がこういう世界に求めるのは「意味のないエレガントさ」です。
最近のなんだかよくわからない「ギネス記録」などに欠けているものは、この「エレガントさ」だと思います。
実際にビル間を綱渡りすることよりも秘かにビルに侵入してロープを貼るまでのプロセスの方が難しい、という現実的な問題も意味深で面白いですね。
芸術の敵ってそういうところにあるのでしょう(決して肯定するわけではありませんが)。
そしてそれら一連の行為全体が、文字通り「綱渡り」であるという構図だったように思います(^_^)。

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