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2011年8月 4日 (木)

『 アキレスと亀 』★★

北野武監督の『 アキレスと亀 』を観ました。
う〜ん、一般的な評価などは知りませんが、自分にはちょっと退屈な映画でした。
子供の頃から絵が好きで、ただひたすらに芸術家に憧れ続ける主人公のお話。
まず、子供時代、青年時代、成年時代と3人の配役で物語が進むのが馴染めませんでした。
似てる・似てないの問題もあると思いますが、なんだか散漫になった感じ。
小さい頃は「絵を描くのが目的」だったのに、大人になると「芸術家になるのが目的」という感じで共感もできませんでした。
主人公にダメ出しする画商さんのコメントにはとても共感しました(笑)。
それから、映像の面でもちょっと違和感。
監督ならではのアーティスティックな映像、時にシュールな画面構成などが好きなのですが、それも(自称)芸術家を主人公にしてしまうと、なんだか「当たり前の風景」になってしまうような気がしました。
まあ、身もふたもない言い方になりますけれど、「芸術家なら何をやっても驚かない」という前提で観てしまえば、なんて事はない内容だと思いました。
個人的には、絵の具代がなくなった時、娘にせびりに行くのではなく、絵の具を使わずに芸術する方法を模索して欲しかったです。
鼻血を流した時、てっきり「自分の血」で絵を描くのだと思っていました。
悪趣味かもしれませんけれど。

自分はやはり「ソナチネ」「キッズ・リターン」が最高です。

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