バベルの塔
TV番組欄をみていたら「大友克洋」の文字が目に入ったので何事かと思って注目してみたら、NHK日曜美術館でブリューゲルの「バベルの塔」をテーマにしていて、そのゲストが大友氏でした。
再放送のようで、この春に大阪で「バベルの塔展」という企画が行われていたのですね。
で、その大友克洋氏が展示会に特別参加した企画というのが、「バベルの塔の内部を描く」というものでした。
「大友 バベル」で画像検索すればすぐに出てきますが、ぱっと見には本物の質感で描かれています。
どうやら大友氏が下書きを描き、それをPCでデジタルコラージュしたみたい。
番組ではその製作過程が紹介されていて、内部構造を検討したり、設備関係を構想したり、単に絵を描くだけではない知的な作業が興味深く、面白かったですね。
自分たちの世代だと、キャノンのポスターに描かれたバベルの塔(らしきもの)がカッコよかったなあ。
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