2009年11月30日 (月)

『 Eccentric persons are in stock 』

森先生の「少し変わった子あります 」を読む。
最近はほとんど森さんの本ばかりです(苦笑)。
この本はミステリーではなく、日記でもなく、あえて言うなら「ファンタジー」でしょうか。
とても面白かったです(表紙も素敵)。
たぶん、この本は「ある程度大人」にならないとわからない本だと思います。
アマゾンのレビューで「さっぱり意味がわからない」と書いている人がいますが、きっと高校生〜大学生ぐらいではないかと想像します。
食欲旺盛な若者には向かない本なのであります(笑)。
この本の中で感動した小ネタを1つ。
2種類の塗料を混ぜ合わせると新しい色が生まれたように思いますが、実際には細かい粒子がお互いの隙間に入り込んだだけ。
何かが生まれたわけではなく、粒子の位置が変わっただけ、なんですね。
そんな新しい視点や価値観に接するのが氏の著作を読む楽しみです。

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2009年11月18日 (水)

『 Wife at Network 』

森先生の「奥様はネットワーカ」を読む。
6人の登場人物の各目線で綴られた短文が続くミステリー。
最後はやっぱり「やられたなあ」という感じで気持ちよく騙されました(しかも、古典的なトリックだ(^_^;))。
しかし、軽いライト・ミステリー(こんな言葉ってある?)という感じなのですが、犯人が明らかになるとなかなか重い内容でもありました。
コジマケン氏のポップでキュートなイラストがたくさん掲載されていて素敵なのですが、あの世界ってちょっとレゴ向きかもしれませんね。

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2009年10月24日 (土)

『 DOCTORS IN ISOLATED ROOM 』

森さんのコミック版「冷たい密室と博士たち」を読む。
原作が初期の作品(実際は処女作)なので、読んだのはかなり大昔。
「ああ、こんな話だったな〜」と、復習のような感じで読んでしまいました。
ページ数からいってもかなりコンパクトになってしまったようで、ちょっと物足りない印象でした。
この本とは関係ないけど、最近は「漫画の文法」にもついていけなくなっているような不安があります(^_^;)。

CS、セパ共に「優勝チームが王手」の状態に。
もっともつれてほしいなあ。
ドラゴンズとイーグルス、がんばってください。
で、やはり最終的には優勝チーム同士で日本シリーズを(^_^;)。

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2009年10月20日 (火)

『 THE MOON LOST 』

星野之宣の「ムーン・ロスト」を読みました。
ある出来事から「月」を失ってしまい環境変動に陥った地球を救うために壮大な計画が進められるというお話。
ハリウッド映画にありそうな感じですが、アメリカが悪者扱いなので原作通りの映画化は無理です。
対抗するのはヨーロッパ連合なので、日本は出番なし(登場人物さえも)。
こういうドライさが好きです(^_^;)。
漫画とはいえ、ハードSFに分類されるべき内容で、ブラックホール理論などが展開されて自分には理解不能の部分もありました。
もちろん、ストーリーにリアリティを付与するためのものなので、ディテールとしてこわだる必要はないのですが。
で、月喪失のきっかけの1つが「ナノ・ブラックホール理論」なのですが、奇しくもこういう記事見つけました。
実験室で模擬ブラックホール
なんかすごい世界になっていくのかなあ。
そのうち宇宙船がワープするかもしれません(笑)。

ラストはちょっと予想外の感動でした。
地球を救うために自らの命を犠牲にする、というような安っぽい感動とは違います。

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2009年7月22日 (水)

『 The Hesitation of Dr.Mizukaki 』

森さんの「工学部・水柿助教授の逡巡 」を読む。
シリーズ2巻目だったと思いますが(いいかげんなファンだ)、今回は自身の事を書かれた私小説っぽい感じ。
何度も同じような話を読んでいるような気もするのですが(苦笑)、それでもやっぱり面白いのですね(印税に貢献してるなあ)。
ミステリーファン、あるいはミステリー界に対するスタンスが面白いところです。
それにしても、氏のエッセイを読むたびに自分のだらしなさを再確認してしまって、恥ずかしい思いをします orz。

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2009年6月30日 (火)

『 CALL TO TREASON 』

トム・クランシーの「叛逆指令」を読む。
米国の危機管理センター(架空の組織)を舞台にしたハイテク軍事サスペンスシリーズの、えーっと、もう何作目だったかは忘れました。
ずるずると続いているのですが、なんとなく続きが気になって縁が切れず。
派手な戦闘シーンがあるわけでもないので、ハリウッド映画向きではないタイプです。
特に今回は政治がらみの事件が中心なので、ほとんどアクションもなく、とっても地味でした。
むしろ、その方がリアリティも高まる感じで好印象だったわけですが、決して人には薦めませんね(苦笑)。

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2009年6月16日 (火)

『PLEASE STAY UNTIL τ』

森博嗣氏の「τになるまで待って」を読む。
ギリシャ文字の入ったGシリーズの3作目。
小気味よい会話を楽しむ本なので、クスクス笑いながらサクッと読了です。
探偵役は大学の工学系助教授なので事件にも偶然(笑)巻き込まれるわけですが、「密室」という不条理な状況に対する興味が優先されるので、犯人が誰かにはあまり興味なし。
今回は約330頁中、284頁目で事件のあった山荘に到着し、山荘の周りをぐるりと調べて293頁目で「わかった」。
その後、室内へ入り30秒ほど殺人現場を眺めてからなぞ解き(305頁)。
310頁で説明を終え、「じゃあ、誰なんですか、犯人は?」という刑事の問いかけに、
「知りませんよ、そんな事。それを調べるのが警察の仕事だと思います」
と答える犀川先生が好きです。

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2009年5月27日 (水)

『LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS』

森さんの「迷宮百年の睡魔」を読む。
「女王の百年密室」に続くミチル&ロイディシリーズの2作目。
いちおうミステリーなのですが、舞台は近未来、SF的な要素もあるので謎解きの部分では「そーいう事もありなわけですかあ」という感じです(^_^;)。
でも、やっぱりその仕掛けが面白くて、やられた感を楽しむことができました。
また、近未来・SFと書いておきながら、ベースとなる世界観は中世のヨーロッパ(舞台のモデルはモン・サン=ミシェル)。
マイナーな映画かもしれませんが「薔薇の名前」を自分は思い出します。
三部作らしいので完結編(?)が楽しみです。

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2009年4月22日 (水)

『ANOTHER PLAYMATE θ』

森博嗣の「θは遊んでくれたよ」を読む。
今回もいろいろ楽しんで読んだわけですが、面白いミステリーとしてお薦めする気は一切無し。
森ワールドにはまる人か、はまらない人か、それだけです(笑)。
それにしても、保呂草や真賀田博士の名前がちらほらし始めて、今後の展開はどうなることやら。
だからやめられないんだな。
ずるいですね(^_^;)。

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2009年2月23日 (月)

『ミニチュア庭園鉄道』

森さんの「ミニチュア庭園鉄道―欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線の昼下がり」を読む。
「人も乗れるサイズの機関車を自分の庭に敷く」なんていうのはなんとも贅沢な話で、ほとんどの人には無関係な話なのですが、面白く読みました。
その理由を前書きから引用すると、
> この趣味(鉄道模型のこと)を続けてきて、ちょっと将来のことを考えている人、
> あるいは、人生に何かの楽しみを探そうとしている人、もっというなら、
> 鉄道模型など全然興味がない人にも、影響を与える要素を有していると考えている。
> それは、一言でいうなら「楽しむために必要なものは貴方の気持ちだけ」という基本であって、
> これは庭に線路を敷く以外の趣味にもきっと適用できるだろう。
ということだと思います。
自分もまたいろいろと作りたくなってきました。
トレインの世界も楽しそうです。

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