2012年5月19日 (土)

『 LOAD OF WAR 』★★★


「ロード・オブ・ウォー」を観ました。
アンドリュー・ニコル監督の作品は『ガタカ』や『トゥルーマンショウ』が大好きなので楽しみにしていましたが、期待通り面白かったです。
戦争の武器商人のお話(下町のブラックゴースト)。
武器売買に手を染めて成り上がっていくニコラス・ケイジと、彼を追うインターポールの銭形ではなくてイーサン・ホークがなかなかよかったです。
必要悪とまでは言わないものの、世界の構図の中の1つの歯車として機能していることの恐さを感じました。
どこまでが真実と考えていいのか微妙ですが、ブラック・ユーモアというレベルでは済まされない話ですよね。
そんな戦争がらみの映画なのに、やはりビジュアルがカッコよかったなあ。
もちろん美化しているようなものではありませんが。
英語には堪能ではなくて、最初は「ROAD OF WAR」だと思っていたら、「LOAD」でした。
いろんな意味があるようで、「積み荷」だったら武器密輸そのもの。
「重荷」みたいな意味あいだと世界が抱えている悩ましい問題っぽい。
「装填」のような意味もあって、これだと戦争準備みたいな感じです。
そういえば、最初に「武器商人」と書こうとして「武器承認」と変換されました。
これはこれでかなりブラックです。

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2012年5月16日 (水)

『 PASSENGERS 』★★★


「パッセンジャーズ」を観ました。
飛行機の墜落事故に関わった人々をミステリータッチで描いたお話(いちおうネタばれになるので言葉を選んでしまいます)。
今さら「驚愕の真実とは?!」という感じではないですね。
途中でなんとなくわかってしまったりして、「ああ、○○のパターンか」とか思ってしまいます。
でも、なんとなく良い感じでした。
静かに余韻を残して終わっていく感じ。
こういうのは、TVの深夜枠などで偶然見かけて、意外と面白くて、「ちょっと得したな」なんて思うのに最適な映画のような気がします。
いちおう誉めているつもりです(^_^;)。

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2012年5月13日 (日)

『 WALL-E 』★★★


「ウォーリー」を観ました。
ピクサーのフルCGアニメ映画はなんとなく質感が苦手で、まともに観た事はなかったのですが、ウォーリーは良い映画らしいと聞いていて、期待通り楽しめました。
可愛いキャラクター、SFマインドをちゃんとおさえた設定、ストイックなストーリー展開、等々、かなり好印象でした。
映画が始まっても40分ぐらいはほとんどセリフやにぎやかなBGMがなく、淡々と進む感じが大人ですね。
逆に小さい子供たちは退屈しないだろうか?と心配してしまうぐらいでした。
後半、汚れた地球を離れて再生を待つ母船に場面が移ってからの「すったもんだ」もメリハリがあってよいなと思いました。
すっかりロボットに全てを任せ、肥満児になってしまった人類ですが、最近の音声認識技術やロボット工学のニュースなど見ていると、絵空事とは思えなくなってきます。

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2012年5月11日 (金)

『転々』★★★


三木聡監督の「転々」を観ました。
借金取りと借金主がなぜか東京都内をお散歩するロードムービー。
面白かったです(^_^)。
自分にも馴染みのある風景(深大寺や植物公園)が出てきて、ちょっと嬉しかったりして。
三木聡氏の名前は「時効警察」で知り、その時からファンです。
個人的には「三谷よりも三木」という感じになりつつあります(^_^;)。
本人の脚本や演出はもちろんですが、三木ファミリーとでも呼ぶべき常連の役者さんたちが良いですねえ。
この映画でも主役はオダギリ・ジョーと三浦友和ですが、サイドストーリー的に展開する岩松了+ふせえり+松重豊のパートの方が好きです。
個人的に、なんか三浦友和の借金取りっていうのが違和感なのでした。
もしかすると、そういうミスマッチを楽しむべきところなのかもしれませんが、ピンときませんでした。
あとは、やっぱり「事件」が曖昧なまま終わったような感じで落ち着かないです。
「そういう事は本筋とは関係ない」という事だとしたら、意味深なカットも入れないで欲しいと思いました。
もっと普通にお散歩だったら、もっと好きだったかもしれません。

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2012年5月 8日 (火)

『 Sherlock Holmes 』★★★


「シャーロック・ホームズ」を観ました。
アクション映画の方ですね(^_^;)。
いろいろと推理を巡らし、謎解きする部分もありましたが、あまり印象に残っていません。
別にシャーロキアンではありませんが、やはりああいうキャラクター設定は馴染めません。
ジュード・ロウも重労働でした(笑)。
まあ、それなりに面白かったからいいんですけど。
以前、NHK-BSでやっていたTVドラマシリーズの方が好みです。
ジェレミー・ブレット主演のものではなく、舞台を現代に置き換えた2010年のシリーズ。
映画が「似て非なるもの」だとしたら、こちらは一見別物のようで精神を受け継いでいるような気がします(ホームズ3世みたいな感じ(^_^;))。

関係ないけど、携帯電話のCMに出てくる星飛雄馬や、金竜飛戦直前のレストランで飽食する矢吹丈なども馴染めません。
正直なところ、ちょっと冒涜されているような気分です。
大人げないですけど(^_^;)。

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2012年5月 5日 (土)

『 DISTRICT 9 』★★★


SF映画の「第9地区」を観ました。
ポスターなどに使われている「都市上空に浮かぶ母船」のビジュアルがシュールでカッコいいなあとちょっと期待していた映画でした。
ウェザリングされたCGやドキュメンタリー調な雰囲気もいい感じだと思いましたが、ストーリー自体はとても陳腐でマンネリだと思いました。
ヨハネスブルクを舞台にしているので差別問題(アパルトヘイト)を意識しているでしょうが、底の浅いお話でした。
宇宙人の造形もいまいち。
パワードスーツも余計な気がします。
ラストのエピソードもちょっと安っぽいような気がしました。
題材としてはすごく面白いのだろうに、と思うのですけどね。
やはりポスターだけを眺めているのが一番良いような気がします(^_^;)。

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2012年4月25日 (水)

『 THE THIN RED LINE 』★★★


「シン・レッド・ライン」を観ました。
太平洋戦争のガダルカナル島での戦いを題材にしたお話。
寡作で有名な監督さんらしいですが、自分は初めて。
映像が美しく、詩のように語られるモノローグを中心とした脚本も面白かったです。
アマゾンのレビューを見ると、いろいろ賛否両論あるようですが、自分はとても興味深く観ました。
ハンス・ジマーの朗々と流れる重くて美しい音楽もよかった。
「どんなに訓練しても、どんなに用心しても、死ぬかどうかは運さ」というセリフが印象に残っています。
こういう世界では「少しでも生き残れる確率を高める」という考え方をした方がよいのかも。
不謹慎ですけれど、野球の駆け引きを思い出しました(^_^;)。

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2012年4月20日 (金)

『 SLEUTH 』★★★


「スルース 【探偵】」のリメイク版を観ました。
主要登場人物は2人だけのミステリー(マイケル・ケイン&ジュード・ロウ)。
名前は知っていましたが、初見でした。
期待しすぎていたせいで、めまぐるしいどんでん返しを期待していたのですが、それほどでもなかったかな(^_^;)。
三谷さんのお芝居「マトリョーシカ」を思い出したりもして(大好き)、それに比べるとやはり物足りないかなあ、と。
でも、十分に楽しめました。
こういう密室劇は好きです。

先日、ニュースの中で東北の方の農家の人がインタビューで「重労働です」と言っていたのが、「ジュード・ロウです」と聞こえました。

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2012年4月18日 (水)

『 NETWORK 』★★★


映画「ネットワーク」を観ました。
TV業界の視聴率争いをベースに、TVの欺瞞や虚構性みたいなものを描いたお話。
なかなかえぐい内容でした。
日本のドラマでも時々TV局を舞台にしたものがあるようですが、内容はずっとクールで風刺とブラックユーモアに満ちているでしょう。
最後はやりすぎだと思いますけど(^_^;)。

いろいろ技術が進歩して、TVが大型になったり、薄型になったり、3Dになったり、高画質になったり、ネット接続でいろんなサービスを享受できたりするようになりましたが、肝心の中身(ソフト)はたいして進歩していないと思います。
他局にさきがけて00分定時の少し前から放送を始めあう低次元な競争のおかげで番組欄は混乱の極みのように思います。
それとも自分が知らないだけで、あれは何か深い理由があるのでしょうか。

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2012年4月12日 (木)

『 AVATAR 』★★★


いろいろと話題の「アバター」を観ました。
地上波TVなので2Dですけれど。
ビジュアルは凄かったです。
大型重機に惹かれました(笑)。
でも、キャラクターのデザインはちょっと苦手かも。
どうにも「青い体」が違和感でした。
森の民だったら「緑色の体」の方が保護色的な意味で有効な気がします。
なんだったら、光合成していてもかまいません。
絵的に「緑」だと目立たないのかもしれませんが、どうにも海洋民族的なイメージが頭から離れませんでした。
自分はブラジルのサッカー選手「ロナウジーニョ」の風貌が「お魚顔」に見えてしまうのですが、そういう感じなのであります(ごめんなさい(^_^;))。
話の内容はよくある話のように思えて、自分の場合はナウシカやもののけ姫を思い出しました。
映画館で3Dで観れば「凄い映画」なのかもしれませんが、自分には「よくできた映画」ぐらいかなあ。
ぶっちゃけた言い方なら「たくさんのお金をかけて、それに見合った映画が出来た」という感じです。
たくさんのお金をかけてもつまらない映画はたくさんあるので、これは褒め言葉です。

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